クロアチア・ザグレブ観光の見どころまとめ

さて、在外研究中はなにも仕事だけをやる時間ではありません(ですよね!?)

もちろん仕事もやりますけど、せっかく海外を拠点にしているんだから色んな所に足を伸ばさないと勿体無い!特にウィーンは中央ヨーロッパの中心に位置していますから、色んな国や都市に簡単に出かけられます。

てことで、クロアチアの首都ザグレブへ行ってきました。

この記事ではザグレブの主な見どころについて簡単にまとめたいと思います。

その他、ザグレブ内の移動手段編、料理・デザート編、プリトヴィツェ編など別記事で書きたいと思いますので、そちらもぜひ読んでもらえたら嬉しいです。

クロアチア・ザグレブってどんな街

クロアチア共和国はヨーロッパ南部、バルカン半島に位置する国です。ちょうどアドリア海をはさんでイタリアの対岸にあります。元々はユーゴスラビアを構成していましたが、1991年に独立しています。人口は約400万人です。

ザグレブはそんなクロアチアの首都で、人口約80万人で同国総人口の約20%がこの街に暮らしています。

東西ヨーロッパの交差点として古くから栄えたこの街には、かつて宗教や政治の中心だった建築物や街並みが多く残されています。日本人にとっては旅行先としてあまり馴染みがないかもしれませんが、多くの観光スポットが存在する“観光都市”です。

ザグレブ大聖堂や聖マルコ教会はもちろん、その他多くの美術館や博物館なども見どころです。

通貨や言語

通貨はユーロです。もともとはクーナという通貨だったのですが、2023年1月1日よりユーロに完全移行しました。わりと最近ですね。

多くの場所でクレジットカードが使えます。また、オーストリアの銀行のデビッドカードも問題なく使えました。

言語はクロアチア語です。はっきり言って、英語とは全然違うので全く読めません。いや、読めないことはないんでしょうけど、意味が理解できません。

まあでも話す分には英語が通じますので、特にコミュニケーションで困ることはそこまでありません。レストランでメニューを読んだりや買い物のときは、スマホで翻訳しましょう。

また、ドイツ語はわりと通じる言語のようです。レシートに「Danke」と書いてあったりします。


余談ですが、サッカー好きの人にとってはクロアチアはサッカー強豪国として認知されていると思います。ルカ・モドリッチを筆頭に多くの選手がヨーロッパ主要リーグで活躍しています。

最近では代表チームの活躍も目覚ましく、ワールドカップでも常に良い成績をおさめています。2018年ロシア大会では準優勝、2022年カタール大会では3位と、チャンピオンになるのもそう遠くないかもしれません。

さて、2018年W杯ではフランスに惜しくもやぶれたクロアチア代表ですが、その際にザグレブに凱旋した代表チームはなんと50万人もの国民に迎えられました。ザグレブの人口が約80万人で、クロアチア全体の人口が約400万人であることを考えると、どれだけ多くの人が代表チームの活躍を喜んでいたかが分かりますね。

主な観光スポット

ザグレブ大聖堂

ザグレブ観光の目玉の一つです。クロアチアのカトリック教会の中心的存在です。

その高さは105mにおよびクロアチア一高い建築物とのことです。

宗教・歴史的にも重要な建物ですが、残念ながら2024年現在は内部を見ることができません。下の写真のようにおもいっきり修復中です。これは2020年に起きた大地震の影響で、一部損壊した部分を修復しているようです。

完全な姿を見れないのは非常に残念ではありますが、まあ仕方ありません。

みなさんが訪れる際には修復完了していることを祈っています。

聖マルコ教会

ザグレブ大聖堂から10分ほど歩いた先にある教会です。ヨーロッパにある多くの教会とはまた違った魅力がある、なんというか可愛い教会です。一見の価値ありだと思います。

屋根がとっても特徴的ですよね。この色瓦の屋根はブダペストから寄贈されたものらしく、左側にはクロアチア・ダルマチア・スラボニア王国の紋章が、右側にはザグレブ市の紋章が描かれています。

聖マルコ教会近くにも「石の門」や「失恋博物館」、「ロトルシュチャク塔」前の展望台など、観光スポットがいくつかありますので、この辺りを散策する際にはぜひ行ってみてください。

失恋博物館

聖マルコ教会前の道をまっすぐ南下すると、この奇妙な博物館に出会います。その名も「Museum of Broken Relationships」

日本語にすると失恋博物館ですが、ここには世界各地の失恋にまつわる記念品(?)やエピソードなどが展示されています。実際に誰かの失恋の跡が残る私物(寄付されたものが展示されているらしいです)が多数あるということでとてもユニークな博物館ですね。

普通の美術館みたいなものはあんまり面白く感じないという人も、結構楽しめるかもしれません。

イェラチッチ広場周辺

ザグレブ観光をするとイェラチッチ広場を何回も何回も通ることになると思いますが、この広場前のトラムが走る通りがとっても雰囲気がいいので個人的にオススメスポットです。

下の写真のように、中世っぽい雰囲気がほんわか香る中、近代的なお店と融合した街並みを真っ青なトラムが走っていきます。この通り沿いにはレストランやカフェなどもオススメできるものがたくさんありますので、歩き疲れたらスイーツとコーヒーで休憩しながら街並みを楽しむことができるでしょう。

広場中心にはイェラチッチ総督の騎馬像があります。

観光中、何度もこのイェラチッチさんの前を通ることになると思います。

まとめ

クロアチア・ザグレブ観光について、めちゃくちゃ簡単にまとめましたが、いかがでしょうか。

あんまりクロアチアって旅行先候補にあがらないとは思うんですが、料理も美味しいし、海側に行くとめちゃくちゃ綺麗な海もあるしで結構いいところだと思います。次回の長期休暇にぜひご検討ください。

ザグレブの料理やレストラン、プリトヴィツェについて別の記事で書きたいと思いますので、そちらもぜひご覧ください。

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